みっちり遊んだ1年間!さあ、今年もこれで遊び納め!今年もゲームルーム忘年会が開催されました!
12月6日(土)、外は雲一つないような晴天。そんな素晴らしい天気の中、朝10時から夜10時までの12時間もの間、みっちりゲームで遊びました。もちろん室内で!
ゲームルームは普段が平日開催のため、中々参加できないという方たちもいます。そんな中、今回の忘年会は土曜日に行われたため、久しぶりの方や、初めての方にもご参加いただきました。その数なんと46人! どうやら、年々増えている模様。来年の忘年会までにどれだけの人数が増えるのか楽しみですね。
場所は秋葉原の「3331 Arts Chiyoda」。普段の代々木の会場より広くて、落ち着いて遊べる空間でした。1日中遊び倒した忘年会は、ゲームルームに来ている方達がいかにゲームを愛しているのか再認識する日になりました!
毎週のゲームルームでは、皆で何か同じゲームをするという機会は意外と少ないんです。さすがに30人以上で遊べるゲームは中々ないですからね。しかし、今回は忘年会ですよ!普段とは違った企画ももちろん用意してあります!全員参加のゲーム企画も開催しました。
発売日に遊べる!スマブラで8人対戦!
忘年会が行われた12月6日は、奇しくも『大乱闘スマッシュブラザーズ for Wii U(以下スマブラ)』の発売日でした。注目されていた作品だけあり、会場近くのヨドバシカメラ秋葉原店には朝から長蛇の列が。さて、寒い中で長時間待たなくても発売日にスマブラが遊べる場所があります。そう、それがゲームルーム!
今回のスマブラでは初の8人対戦が可能になりました。さっそく、皆でプレイです! プロジェクターで床から天井まで壁をいっぱいに使った、100インチはあろうかという大きな画面での8人対戦は大迫力。)とにかく!家庭ではなかなか用意できない大きさです。最強決定トーナメントも行い、優勝者にはとっておきの記念品の贈呈もありました。
そうそう、8人全員がパックマンを使って対戦もしたのですが、難易度MAXでした。自分がどのキャラクターを操っているのか分らなくなりますからね。いくら大きなスクリーンと言っても、黄色くて丸っこいキャラ8体も戦わせれば自分のキャラクターを見失います。スクリーン上では大乱闘、プレーヤー達は大混乱?いつも冷静な彼女も、普段はおっとりしている彼も、ぎゃーぎゃー、わーわー、叫びながらプレイしていました!自分でゲームをしていなくても、その様子を見ているだけでもとても楽しかったです。
熱戦のロールプレイ人狼!
ゲームルームではコンシューマーゲームだけでなく、ボードゲームも大人気。その中でも、人気が高いものの1つが人狼ゲームです。最近は人狼ゲームを主題にしたテレビや映画も出てきているので、ご存知の方も多いのではないでしょうか?
人狼は基本的に10人~20人程度で遊びます。そして、集まった人たちの中に潜む人狼を処刑していくために誰が人狼なのかを推理をしたり、人狼側は処刑されないために嘘をついて周りを騙したりします。人の嘘を見抜く勘だけで戦う人もいれば、ガチガチのロジックで武装する人もいます。戦い方は人それぞれ。
ただ、今回はただの人狼ではなく、ロールプレイ人狼というものを企画しました。ロールは役割、という意味ですね。ロールプレイ人狼とは、与えられた役に則って演技をしながら人狼をしましょうという試みです! ルールは簡単。普通の人狼にプラスアルファで村の職業が決められているのです。村の職業とは、例えば「王様」にはじまり、普通の「主婦」もいれば、はたまた「ぶた」などという職業なのか定かではないものまであったり。そして、この職業に就いている人になりきってゲームを始めます。
ぽっちゃりメガネのオッサンが「王様」をひいて「おー!ぴったり!」と盛り上がるも、「姫」をひいたのは痩せメガネのオッサン。オッサンとオッサンの父娘に統治されるこの村には、美人教師やら、常にニヤニヤしっぱなしの詐欺師やら、「ブタ」のお姉さんで大騒ぎ。「私は怪しくないブー」としゃべる「ブタ」のお姉さんを処刑するのは可哀想だとか美味しそうだとか、もうなんだか大変です。
参加人数は20人を超え、普段ボードゲームをしない人や人狼をしたことがない人でもロールプレイをしたいがために参加していました。少しの工夫で楽しめるので、ぜひ一度お試しを!
40人が参加!? 全員ドブル!
忘年会では、参加者全員で遊ぶゲーム企画もいくつか開催しました。そのうちの1つが「全員ドブル」。
ドブルというのは、手のひらにちょうど乗るぐらいの丸いカードにたくさんの絵がかかれていて、それが50枚ほどあるというゲームセットです。このドブルのカード、ちょっと不思議なカードで、どれか2枚を選んでつきあわせると、必ず描かれている絵柄のうち1つだけ共通のものがある、というようになっています。どの2枚を選んでも、必ず、です。
全員ドブルはこのカードを全員が1枚ずつ、カードの表が見えるように手の平に持ちます。そして、自分のカードと誰かのカードを見比べて、同じ絵柄をみつけたら、その絵柄を宣言して相手のカードに自分のカードを乗せるのです。みんな1枚しかカードを持っていませんから、誰かに自分のカードを押し付けた時点でその人は勝ち抜け。どんどん人が減っていって、最後はたった1人に全てのカードがあつまります。これを40人で一斉にやるわけです。
「3、2、1、スタート!」の掛け声とともに、全員が一斉に動きます。もう現場は大混乱。「キノコ!」「鍵!」「イヌ!」、色んな声があちらこちらから上がります。最後は3人がにらみ合うようにお互いのカードを見比べて、たった1人の敗者が決まると、周りから拍手がこぼれました。
全員のカードをもらって負けちゃった方には、残念賞ということで「ドブル」をプレゼント。たまにはみんなでおんなじゲームをやるというのも、一体感があってとっても楽しいものです。
ゲーム禁止の二次会!?
さて、ゲームだらけの忘年会ですが、2時間だけゲームが一切禁止されている時間がありました。それが、18:00~20:00の懇親会。この間は食べて飲んで騒いで、ゲームはなしで楽しむことになっています。ゲーム禁止のルールは意外と厳しく、じゃんけんすらしてはいけません。何かしらのゲームをしているのがバレたら、お仕置きが待っている…かも(笑)?
ゲームルームには10代から一番上は50代まで、職種も男女も関係なく様々な方が集まっています。性別や年齢の垣根を越えた友達をたくさん作れる。それは、この空間の特筆すべき点の1つです。
ですが、毎週のように顔を合わせていても、ゲームばかりに気を取られて、ゆっくり話す時間は意外と少ないものなのです。皆でゲームするのは本当に楽しいので、そちらに集中しちゃいますからね(笑) そんな中、この飲み会は意見交換や親睦を深めるためにも貴重な時間になったことでしょう。
だからと言って、大人しく飲んでいただけではありませんよ! ある人は「ポッキーゲーム」をしたことで怒られたり、ガンダムシリーズでどれが一番面白かったのかと激論を繰り広げたり、メイド服を持ち込んで仮装するおっさんが現れたり。ついでに女装ナンバーワンを決めてみたりと、皆、学生に戻ったかのようにはしゃいでいました!
楽しい時間の後は…
さて、楽しい時間も必ず終わりを向かえます。盛りだくさんの忘年会が終わると寂しい気持ちになりますよね…。
だから、別れを惜しんで、忘年会後にカラオケなどにオールで遊びに行く人たちも大勢いました。丸一日遊んだのに、遊び足りないんですよ?いい年をした大人たちが。それくらい、ゲームルームは参加者にとって、楽しく、居心地のいい空間なのかもしれません。
そんな仲の良い彼ら、実は大半の方が最初は1人でゲームルームに参加しました。いきなり知らない空間に1人で飛び込むことは、不安も多かったはずです。ですが、皆すぐに打ち解けてしまいまいました!
それは、ゲームルームが初心者大歓迎だからです。知らないゲームへのルール説明はもちろん、何か困ったことがあれば、お手伝いするスタッフもいます。そして何より、参加者たちが良い人ばかり!一人でいる人を放っておけない、お人好しばかりです。
ゲームにご興味がある方、社会人になっても友達を作りたいと思っている方、どんな理由ででも構いません。勇気を出して一度ゲームルームに参加してみてください! きっと、あなたもゲームルームの虜となりますよ。
文章:ゲームルームサポーター しげ 編集:田下